二宮町議会 > 2021-12-14 >
令和3年第4回(12月)定例会(第14日目) 本文
令和3年第4回(12月)定例会(第14日目) 名簿

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  1. 二宮町議会 2021-12-14
    令和3年第4回(12月)定例会(第14日目) 本文


    取得元: 二宮町議会公式サイト
    最終取得日: 2023-05-29
    会議録トップ 検索結果一覧 使い方の説明 (新しいウィンドウで開きます) 令和3年第4回(12月)定例会(第14日目) 本文 2021-12-14 文書発言の移動 文書 前へ 次へ 発言 前へ 次へ ヒット発言 前へ 次へ 文字サイズ・別画面表示ツール 文字サイズ 大きく 標準 小さく ツール 印刷用ページ(新しいウィンドウで開きます) 別ウィンドウ表示(新しいウィンドウで開きます) ダウンロード 表ズレ修正 表示形式切り替え 発言単文選択全文表示を切り替え 単文表示 選択表示 全文表示 発言者表示切り替え 全 106 発言 / ヒット 0 発言 すべての発言ヒット発言表示切り替え すべての発言 ヒット発言 選択表示を実行・チェックの一括変更 選択表示 すべて選択 すべて解除 発言者一覧 選択 1 : ◯議長善波宣雄君】 選択 2 : ◯議長善波宣雄君】 選択 3 : ◯議長善波宣雄君】 選択 4 : ◯職員黒石俊彦君】 選択 5 : ◯議長善波宣雄君】 選択 6 : ◯議長善波宣雄君】 選択 7 : ◯10番・総務建設経済常任委員長大沼英樹君】 選択 8 : ◯議長善波宣雄君】 選択 9 : ◯議長善波宣雄君】 選択 10 : ◯議長善波宣雄君】 選択 11 : ◯3番【松崎 健君】 選択 12 : ◯議長善波宣雄君】 選択 13 : ◯12番【根岸ゆき子君】 選択 14 : ◯議長善波宣雄君】 選択 15 : ◯9番【渡辺訓任君】 選択 16 : ◯議長善波宣雄君】 選択 17 : ◯1番【二宮節子君】 選択 18 : ◯議長善波宣雄君】 選択 19 : ◯1番【二宮節子君】 選択 20 : ◯議長善波宣雄君】 選択 21 : ◯議長善波宣雄君】 選択 22 : ◯議長善波宣雄君】 選択 23 : ◯議長善波宣雄君】 選択 24 : ◯職員黒石俊彦君】 選択 25 : ◯議長善波宣雄君】 選択 26 : ◯議長善波宣雄君】 選択 27 : ◯10番・総務建設経済常任委員長大沼英樹君】 選択 28 : ◯議長善波宣雄君】 選択 29 : ◯議長善波宣雄君】 選択 30 : ◯議長善波宣雄君】 選択 31 : ◯議長善波宣雄君】 選択 32 : ◯議長善波宣雄君】 選択 33 : ◯議長善波宣雄君】 選択 34 : ◯議長善波宣雄君】 選択 35 : ◯職員黒石俊彦君】 選択 36 : ◯議長善波宣雄君】 選択 37 : ◯議長善波宣雄君】 選択 38 : ◯10番・総務建設経済常任委員長大沼英樹君】 選択 39 : ◯議長善波宣雄君】 選択 40 : ◯議長善波宣雄君】 選択 41 : ◯議長善波宣雄君】 選択 42 : ◯9番【渡辺訓任君】 選択 43 : ◯議長善波宣雄君】 選択 44 : ◯議長善波宣雄君】 選択 45 : ◯議長善波宣雄君】 選択 46 : ◯議長善波宣雄君】 選択 47 : ◯議長善波宣雄君】 選択 48 : ◯職員黒石俊彦君】 選択 49 : ◯議長善波宣雄君】 選択 50 : ◯議長善波宣雄君】 選択 51 : ◯10番・総務建設経済常任委員長大沼英樹君】 選択 52 : ◯議長善波宣雄君】 選択 53 : ◯議長善波宣雄君】 選択 54 : ◯議長善波宣雄君】 選択 55 : ◯議長善波宣雄君】 選択 56 : ◯議長善波宣雄君】 選択 57 : ◯議長善波宣雄君】 選択 58 : ◯職員黒石俊彦君】 選択 59 : ◯議長善波宣雄君】 選択 60 : ◯議長善波宣雄君】 選択 61 : ◯10番・総務建設経済常任委員長大沼英樹君】 選択 62 : ◯議長善波宣雄君】 選択 63 : ◯議長善波宣雄君】 選択 64 : ◯議長善波宣雄君】 選択 65 : ◯6番【坂本孝也君】 選択 66 : ◯議長善波宣雄君】 選択 67 : ◯4番【野地洋正君】 選択 68 : ◯議長善波宣雄君】 選択 69 : ◯13番【一石洋子君】 選択 70 : ◯議長善波宣雄君】 選択 71 : ◯9番【渡辺訓任君】 選択 72 : ◯議長善波宣雄君】 選択 73 : ◯議長善波宣雄君】 選択 74 : ◯議長善波宣雄君】 選択 75 : ◯議長善波宣雄君】 選択 76 : ◯職員黒石俊彦君】 選択 77 : ◯議長善波宣雄君】 選択 78 : ◯議長善波宣雄君】 選択 79 : ◯10番・総務建設経済常任委員長大沼英樹君】 選択 80 : ◯議長善波宣雄君】 選択 81 : ◯議長善波宣雄君】 選択 82 : ◯議長善波宣雄君】 選択 83 : ◯議長善波宣雄君】 選択 84 : ◯議長善波宣雄君】 選択 85 : ◯議長善波宣雄君】 選択 86 : ◯職員黒石俊彦君】 選択 87 : ◯議長善波宣雄君】 選択 88 : ◯議長善波宣雄君】 選択 89 : ◯12番・教育福祉常任委員長【根岸ゆき子君】 選択 90 : ◯議長善波宣雄君】 選択 91 : ◯議長善波宣雄君】 選択 92 : ◯9番【渡辺訓任君】 選択 93 : ◯議長善波宣雄君】 選択 94 : ◯12番・教育福祉常任委員長【根岸ゆき子君】 選択 95 : ◯議長善波宣雄君】 選択 96 : ◯9番【渡辺訓任君】 選択 97 : ◯議長善波宣雄君】 選択 98 : ◯12番・教育福祉常任委員長【根岸ゆき子君】 選択 99 : ◯9番【渡辺訓任君】 選択 100 : ◯議長善波宣雄君】 選択 101 : ◯議長善波宣雄君】 選択 102 : ◯議長善波宣雄君】 選択 103 : ◯議長善波宣雄君】 選択 104 : ◯議長善波宣雄君】 選択 105 : ◯議長善波宣雄君】 選択 106 : ◯議長善波宣雄君】 ↑ 発言者の先頭へ 本文 ↓ 最初のヒットへ (全 0 ヒット) 1: 会議の状況                             午後1時00分 開議 ◯議長善波宣雄君】 皆さん、こんにちは。  ただいまの出席議員は13名でございます。定足数に達しておりますので、直ちに本日の会議を開きます。  本日の議事日程はお手元に配付のとおりです。  ────────────────────────────────────────────  日程第1 議案第54号 二宮町総合計画審議会条例の一部を改正する条例 2: ◯議長善波宣雄君】 日程第1「二宮町総合計画審議会条例の一部を改正する条例」審査について、町長提出議案第54号を議題といたします。 3: ◯議長善波宣雄君】 職員をして朗読させます。 4: ◯職員黒石俊彦君】 (朗  読) 5: ◯議長善波宣雄君】 委員長の報告を求めます。 6: ◯議長善波宣雄君】 大沼議員。 7: ◯10番・総務建設経済常任委員長大沼英樹君】 総務建設経済常任委員会に付託されました以下の議案について報告を申し上げます。  令和3年12月6日、第1委員会室において、町長提出議案第54号「二宮町総合計画審議会条例の一部を改正する条例」について審査した結果、反対2、賛成4により原案は可決されました。概要は以下のとおりです。  出席者は委員全員、議長。執行者側からは町長、副町長、政策担当部長、企画政策課長、企画調整班長のほか、傍聴議員5名が出席しました。  補足説明等はなく、直ちに質疑に入りました。  3名の委員からの質疑は以下のとおりです。  委員「行政改革大綱との関係は、来年度までは第5次の大綱だが、第6次以降は行政大綱についてはつくらないという理解でよいか。今の総合計画の中でも戦略的行政運営が書かれているが、行政運営については別立てで入っている状態かという理解をしていた。国土強靱化地域計画のことは国から提案しているけれど、町としてはまだ策定されていないという理解でよいか。」  執行者「今の総合計画には重点的方針という部門があり、今後5年間重点的に進めていくべき施策が行革の大綱に当たるという枠組みで進めたいと思っている。そのほかの細かい部分については別紙で載せていく。以前、議会全員協議会の中でも今後の総合計画の中に行革であるとか、戦略は包含させていただくと説明をした。国土強靱化については策定をしておらず、次の総合計画の中で包含する形で出していきたいと思っている。幅が広いので重点的方針の中に入れ込むということはできないと思っており、戦略的行政運営と行革方針が重複して見られないようにしていく必要があると考えている。」  次の質問ですね。  委員「公募の委員を2名以内ということなのだが、実際にはどのように選んでいくのか。公募委員の動機についてはいろいろな方がいらっしゃるが、2名をどうやって選ぶか疑問に思う。」
     執行者「公募については広報紙、ホームページ等で周知して、町民から公募いただく。応募動機を書いていただくので、そういったものを勘案しながら選定する。現在の総合計画審議会の中で、既に教育委員会の推薦であったり、農業委員会の推薦であったり、全体的に各分野から出ていただいていると考えているが、環境問題などは設定されていないので、今後学識経験から選定する際はどういう分野の意見が必要かが選定理由になってくると考えている。」  委員「行政改革に関する庁内検討委員会の予定はいかがか。今回内容が増えているにもかかわらず、総人数は変わっていない。行政機関の職員が入っていなければいけないだろうと思う。公共団体は5人から4人で、どこの団体を外すのか。公募を2人増やすので、職員と団体を減らして総数を合わせるような考えになったのか。複数参加を募るということを考えてもいいのではないかと思ったが、いかがか。」  執行者「16名の定員の中で、後期基本計画策定のときも関係行政機関は3枠だが今は1名で、過去からも3名そろうことはないので、減らしても問題がないであろうというところである。町の公共団体の代表については、5団体から4団体となっているが、地区長連絡協議会、商工会、社会福祉協議会の3団体で、もともと満たしていない。行革については細かい部分を話し合う必要があるので、庁内の検討委員会については残していく必要があると認識している。どこかの団体に複数名出していただくと、なぜその団体だけが2名なのかという議論になりかねない。行政機関から複数名出すのも負担になり過ぎて困る。総合計画審議会では広く、平等に分野のスペシャリストの意見を伺って計画を作成するというものを考えている。」  その後、1名の委員からの討論は、「反対の立場で討論する。国土強靱化地域計画は非常に大きな部分で、総合計画の中に包含するということができるのかもしれないが、重みが違うのではないかと感じる。もう一つは行政改革に関することを明確にうたうということであれば、1つの戦略の中に行革ありきということで引っ張られていく心配がある。人数減のことが指摘されたが、審議する内容は増え、人数は減る。定員を満たしていないという説明だが、減らさなくてもいいのではないかということを考え、反対する。」  以上で報告を終わります。よろしくご審議のほど、お願い申し上げます。 8: ◯議長善波宣雄君】 ただいまの委員長の報告に対する質疑に入ります。                  (「なし」との声あり) 9: ◯議長善波宣雄君】 質疑なしと認めます。  これより討論に入ります。 10: ◯議長善波宣雄君】 松崎議員。 11: ◯3番【松崎 健君】 私も委員だったんですけれども、委員会では討論しなかったので、この場で反対の立場で討論させていただきたいと思います。  総合計画、現在のものは議決を経ていないというふうに承知しているんですけれども、今後、総合計画については議決事項ということで、議決を経ていくということになるというふうに承知しております。  そうしますと、その計画外に書かれていることというのは基本的に議決を経てということで、非常に反対しにくい状況も生まれるのではないかといったときに、この公募による2名を増加するということで、2名が執行者の仮に意を酌んだような方ということになったらどうなのかということも、もう少し慎重に考えて、安易にこの場で賛成とすることはできませんでした。以上です。 12: ◯議長善波宣雄君】 根岸議員。 13: ◯12番【根岸ゆき子君】 私は賛成の立場です。  国土強靱化地域計画が新しく入ったりとか、あと、その割と行革のこと、それとか評価の仕方とか、一本化されてくるという点では今までのやっぱりそのダブってやるやり方からは、結構スマートな方法になるのかなとは思うんですけれども、国土強靱化地域計画を新しく入ってくるんですけど重点方針に入らないとか、審議会ではどういった審議内容になるのか、評価の在り方とかはどういった審議内容になるのかとか、ちょっと何かこう分かりにくくて、新しくなるというときに私は質問でその相関図とか、体系図を示してもらえないかということを申し上げましたら、骨子は1月に示すというという話でした。  本来ならばその辺りが示された上で十分に今回は審議をしたかったというところではあります。  全体的なことが分からないということはあるんですけれども、多分その国土強靱化なんかは補助金の関係では必要になってくるんじゃないかというふうに判断をいたしました。  ちょうどその総合計画も出来上がるのに合わせてこの改正があると思っておりますので、賛成をしたいと思います。以上です。 14: ◯議長善波宣雄君】 渡辺議員。 15: ◯9番【渡辺訓任君】 私は議案第54号については反対の立場で討論をいたします。  本議案は、総合計画審議会が対象とする事項に行政改革及び国土強靱化計画を加え、関係行政機関の職員と公共的団体の代表合わせて2名を公募町民と置き換える一方で、行政改革検討委員会を廃止するものと理解をしています。  公募町民を加えるということは、町民参画を広げるという立場から前向きに捉えることができます。さらに行政改革検討委員会の廃止も行革ありきという行政の進められ方を本来の町民の福祉の実現を優先する方向へ進める、そういった立場からは歓迎をいたします。  しかしながら、私は2点の問題を指摘したいと思います。  1点目は、行く行くは行政改革大綱を廃止する一方で、行政改革に関することの取扱いをやはり明記するということです。  現在も既に総合計画の中には戦略的行政運営がうたわれていて、町としての行政の在り方を検討しています。あえて行政改革を取扱い事項に残すことは、やはり行革ありきという姿勢を続けることにはならないでしょうか。  2点目は、取扱い事項に二宮町国土強靱化計画に関わることを加え、公募委員も加える一方で、現在の定員16名を変えずにやりくりするという点です。  取扱い分野の広がりで専門的な観点、関係行政との関係なども広がりが求められることを想定します。  実際には、これまでも16名の定員以下で委員会を構成して審議、そして、定員に余裕を持ってきたということですが、前提が変わってもその枠内でやりくりを続けることがよいのでしょうか。  町の国土強靱化計画については策定がされてはいません。神奈川県全体でも策定をされた市町村は一部に限られているようなんですけれども、この最初の計画策定審議にはそれなりの配慮が必要だと考えます。  私はこの2つの点が大変重要だと考え、総合計画審議会条例に関する今回の改定案には反対をいたします。以上です。 16: ◯議長善波宣雄君】 二宮議員、手を挙げました。 17: ◯1番【二宮節子君】 はい。 18: ◯議長善波宣雄君】 二宮議員。 19: ◯1番【二宮節子君】 町長提出議案第54号に賛成の立場で討論いたします。  今回新たに入りました国土強靱化計画、これは町民の安全を担保するということで大変重要でありますが、別につくるということも聞き取りしております。  また、これは総合計画と整合性を持たせるという、このトライアングルの縮図は必然的なものでありますので、これを共に審議するというこの本条例に行革も含めまして、今回賛成といたします。以上です。 20: ◯議長善波宣雄君】 これをもって討論を終結いたします。  これより町長提出議案第54号を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案を委員長の報告のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。                    (賛成者起立) 21: ◯議長善波宣雄君】 起立多数であります。よって、町長提出議案第54号は原案のとおり可決されました。  ────────────────────────────────────────────  日程第2 議案第55号 二宮町職員定数条例の一部を改正する条例 22: ◯議長善波宣雄君】 日程第2「二宮町職員定数条例の一部を改正する条例」審査について、町長の提出議案第55号議題といたします。 23: ◯議長善波宣雄君】 職員をして朗読させます。 24: ◯職員黒石俊彦君】 (朗  読) 25: ◯議長善波宣雄君】 委員長の報告を求めます。 26: ◯議長善波宣雄君】 大沼議員。 27: ◯10番・総務建設経済常任委員長大沼英樹君】 総務建設経済常任委員会に付託されました以下の議案について報告を申し上げます。  令和3年12月6日、第1委員会室において、町長提出議案第55号「二宮町職員定数条例の一部を改正する条例」について審査した結果、全員賛成により原案は可決されました。  内容は以下のとおりです。  出席者は委員全員、議長。執行者側からは町長、副町長、政策総務部長、総務課長、庶務人事班長、消防長、消防課長、庶務班長のほか、傍聴議員5名が出席しました。  補足説明等はなく、直ちに質疑に入りました。  委員2名から質疑があり、内容は以下のとおりです。  委員「教育委員会で定数を6減らすということで、実情はどうか教えていただきたい。消防職員の増員提案があるということは現状問題があるのか。」  執行者「教育委員会は現在の学校、その他、教育機関職員の定数21名に対して、生涯学習課と学校作業員、給食センターに現在13名配置しているという状況になっている。学校そのものに関しては今後、定年退職等で退職された場合は、会計年度任用職員を充てていくという運用でやっているので、今回の改正を行わせていただいても、まだ定数に余裕があるという状況になる。消防の定数増に対して、現状3点考えている。1番目は救急出動の件数の増加と消防力の確保である。救急出動件数が激増しており、保有している救急車2台が2台とも同時に出動することが増え、その場合でも火を消す人数を確保したいということがおおむねの意図である。2番目に、感染症蔓延時の消防体制である。現在は2部制、2交代制で行っているが、感染症対策のため3交代を行うことも考え、人事を確保したい。最後に、教育研修に派遣の際の消防力の確保である。人材の若返りと火災件数が減ったため、火災等の研修を行うための休暇及び研修に消防隊の人数が確保できる人数を勘案し、人数を定数として上げさせてもらった。」  委員「消防のほうは火を消す人数が足りなくなるということだが、具体的に人数がどのような形になっているのか、その辺を教えていただきたい。」  執行者「救急隊は3名で2台であるので6名。それに、消防隊は通常5名、計11名必要である。数字的に言うと1つの警備隊で19名いるが、内訳は週休者、土日の休みの方を6名として、消防隊5名、救急隊6名、その他指令室1名、あと、平塚の消防指令センターに1名で、おおむね19名程度必要であると考えている。3交代になった場合は、19名の中で週休者がいなくなるので、12名から13名が1つの部隊となる。そうすると12名から13名が3組で、36名から39名を最大人数として考えている。」  委員「3交代で組んだ場合、週休者は見込めなくなるということか。そういう理解で間違いはないか。」  執行者「2部制については週休をばらばらに取るが、3部制になると仕事をする日、仕事をした日の次の日を空け番として朝帰る日、次の日が週休という3つのパターンを繰り返して3つの部隊が動くので週休は必ず取れる。」  委員「消防の増員は一度にされるのか。消防職員は消防学校に行くので、実践として動けるのかを危惧する。」  執行者「5名増員させていただくが、採用に関しては基本的に1名ずつで、5か年で継続して採用していきたいと今のところ考えている。しばらく定年は消防のほうにはありませんので、そういうことも含めて1年度に1人というところで今のところ計画している。」  その後、議員1名から討論がありました。  「賛成の立場で討論する。救急隊員の出動増加の背景には、高齢者の増加などのこともあると理解している。ただ、今回定員を増やしているが、職員の働き方とか、3交代を検討するなど、今後まだ考えることはたくさんあるという印象である。教育委員会の教育総務課の1名増については、IT化の問題もあり妥当だと思っている。学校その他の教育機関については業務委託を進めているということは背景にあると思うが、過去にも庁内だけでは休暇の確保は難しいという事情で賛成した経緯があり、仕方ないと思う。今回の定員見直しについて、実質的な増減がないということで賛成するが、今回の補正予算で定員は241人に対し職員の配置は219人ということは、職員の働き方も含めて仕事量に応じて考えていく必要があると指摘をする。」  以上で報告を終わります。よろしくご審議のほど、お願い申し上げます。 28: ◯議長善波宣雄君】 ただいまの委員長の報告に対する質疑に入ります。                  (「なし」との声あり) 29: ◯議長善波宣雄君】 質疑なしと認めます。  これより討論に入ります。                  (「なし」との声あり) 30: ◯議長善波宣雄君】 討論なしと認めます。  これより町長提出議案第55号を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案を委員長の報告のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。                    (賛成者起立) 31: ◯議長善波宣雄君】 起立全員であります。よって、町長提出議案第55号は原案のとおり可決されました。  ────────────────────────────────────────────  日程第3 議案第56号 職員の給与に関する条例の一部を改正する条例  日程第4 議案第57号 二宮町会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例の一部を改正              する条例 32: ◯議長善波宣雄君】 お諮りいたします。日程第3「職員の給与に関する条例の一部を改正する条例」審査について、町長提出議案第56号、日程第4「二宮町会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例」審査について、町長提出議案第57号を一括議題といたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。                  (「なし」との声あり) 33: ◯議長善波宣雄君】 ご異議なしと認めます。よって、町長提出議案第56号と57号を一括議題といたします。 34: ◯議長善波宣雄君】 職員をして朗読させます。 35: ◯職員黒石俊彦君】 (朗  読) 36: ◯議長善波宣雄君】 委員長の報告を求めます。 37: ◯議長善波宣雄君】 大沼議員。 38: ◯10番・総務建設経済常任委員長大沼英樹君】 総務建設経済常任委員会に付託されました以下の議案について報告を申し上げます。  令和3年12月6日、第1委員会室において、町長提出議案第56号「職員の給与に関する条例の一部を改正する条例」及び町長提出議案第57号「二宮町会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例」について一括審査した結果、議案第56号、議案第57号とともに全員賛成により原案は可決されました。  概要は以下のとおりです。  出席者は委員全員、議長。執行者側からは町長、副町長、政策総務部長、総務課長、庶務人事班長、傍聴議員5名が出席しました。  補足説明等はなく、直ちに質疑に入りました。  委員2名からの質疑は以下のとおりです。  委員「近隣自治体の地域手当のラスパイレス指数に影響をする部分を地域指定を含めた場合と含めない場合の比較と1人頭の計算はどれくらいになるのか。」  執行者「地域手当は当該地域の物価等を考慮して人事院の規則で定められているもので、二宮町については6級地という区分に定められ、6%の支給率が決められている。改正後の職員平均給与月額は年間でおよそ7万3,000円増えることになる。神奈川県の市町村で伝えると国が指定している支給率を上回っている自治体は9、同数値が20、下回っている自治体は3となっている。近隣市町村で話すと大磯町は6%で国指定と同率、中井町は国の支給率はゼロに対し4%を支給、寒川町は国の支給率ゼロ%に対して11.8%。葉山町は国の6%指定に対して同率支給をしている。ラスパイレス指数で示すと葉山町は101.6、寒川町は地域手当を入れないのが100.3、地域手当を入れると112.1、大磯町は99.3、中井町は地域手当を入れないのが96.3、地域手当を入れると100.2、地域手当を含まないものと地域手当の補正後というものが公表されており、二宮町は97.5、地域手当を補正した後は96.1ということで、地域手当が6%のところを4.5%の支給になっているので、地域手当の補正後はラスパイレス指数が下がるという状況になっている。今回改正し補正するとラスパイレス指数を除いたものと同じになる。二宮町は地域手当を入れないと97.5。」  次の質疑で、委員「先ほど平均給与月額のアップは期末手当を含めた年収ということなのか。パートタイムの会計年度任用職員の中には、地域手当という言葉が出てこないが一般職員と同じというイメージなのか。フルタイムの会計年度任用職員が出てこないが、フルタイムのほうはどうなっているのか。」  執行者「1人当たりの支給額は、1人の年間の期末手当を含めた部分の年収が上がるということである。フルタイムの会計年度任用職員は職員と同じという運用をしている。パートタイム会計年度任用職員は、地域手当を時給に換算していくということになっており、ここに条例の規定がありますので、変更させていただく。」  質疑は以上です。  委員1名からの討論は以下のとおりです。  「賛成の立場で討論する。ラスパイレス指数が97.5%になっても、近隣に比べて劣るということは選ぶときに近隣等と比較もされるので、人材確保の点からも、処遇改善からも必要な改正である。」  以上で報告を終わります。よろしくご審議のほど、お願い申し上げます。 39: ◯議長善波宣雄君】 ただいまの委員長の報告に対する一括質疑に入ります。
                     (「なし」との声あり) 40: ◯議長善波宣雄君】 質疑なしと認めます。  これより一括討論に入ります。 41: ◯議長善波宣雄君】 渡辺議員。 42: ◯9番【渡辺訓任君】 私は議案第56、57号について一括し、賛成の立場で討論をいたします。  本条例案は、会計年度任用職員を含む職員の地域手当を現行の支給率4.5%を国基準の6%に改定するものです。  令和2年4月の人事行政の運営等の状況では、ラスパイレス指数が97.5%とされており地域手当を含めると96.1%とさらに低下いたします。そのような状況がなくなります。  近隣の町では既に国基準に合わせるか、それを超える支給率が設定されていました。  今年度2年連続で期末手当の減額が決まりましたが、その影響を緩和するものではないかという見方もあるようですが、今回の改定は遅過ぎたとも感じます。  職員のやる気を高め、町民サービスの質を高めていくためには、職員の処遇改善が重要なことは論をまたないところで、今回の提案は処遇改善の大きな柱となると考えます。  私は人事施策は総合的な処遇、組織と人の配置、研修と成長、この3つの分野から成り立っていると考えます。  町の未来を支えていく人材の確保、育成のためには今回の地域手当の改定は重要ですが、これは処遇改善の一部にすぎないと考えます。  補正予算では庁舎の空調改修も予算化されました。一方で、執務環境や安全性で問題のあるところもまだ残されており、これらの改善は急務だと考えます。  そして、より広くは町民の利益の増進を働きがいとして、自らの生活も大切にする働き方を実現していく。そして、二宮町を職場としてよかったと感じられる人事施策のさらなる充実、実施を求め、討論といたします。 43: ◯議長善波宣雄君】 これをもって、討論を終結いたします。  これより町長提出議案第56号を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案を委員長の報告のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。                    (賛成者起立) 44: ◯議長善波宣雄君】 起立全員であります。よって、町長提出議案第56号は原案のとおり可決されました。  次に、町長提出議案第57号を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案を委員長の報告のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。                    (賛成者起立) 45: ◯議長善波宣雄君】 起立全員であります。よって、町長提出議案第57号は原案のとおり可決されました。  ────────────────────────────────────────────  日程第5 議案第58号 二宮町税条例の一部を改正する条例 46: ◯議長善波宣雄君】 日程第5「二宮町税条例の一部を改正する条例」審査について、町長提出議案第58号を議題といたします。 47: ◯議長善波宣雄君】 職員をして朗読させます。 48: ◯職員黒石俊彦君】 (朗  読) 49: ◯議長善波宣雄君】 委員長の報告を求めます。 50: ◯議長善波宣雄君】 大沼議員。 51: ◯10番・総務建設経済常任委員長大沼英樹君】 総務建設経済常任委員会に付託されました以下の議案について報告を申し上げます。  令和3年12月6日、第1委員会室において、町長提出議案第58号「二宮町税条例の一部を改正する条例」について審査した結果、全員賛成により原案は可決されました。  概要は以下のとおりです。  出席者は委員全員、議長。執行者側からは町長、副町長、政策総務部長、戸籍税務課長、課税班長のほか、傍聴議員5名が出席しました。  補足説明等はなく、直ちに質疑に入りました。  委員2名からの質疑は以下のとおりです。  委員「グリーン課税についての対象と規模について聞かせていただきたい。固定資産税に関わる経過措置については3年間、固定資産税軽減というのが以前あったと思うが、このことを対象にしているのか。軽減分は交付税措置に組み込まれ、100%国から戻ってくるという解釈でよいか。」  執行者「グリーン化特例の規模と対象について、今回対象が延長されるものというのが営業用乗用車、営業用貨物車の部分になる。これには令和3年度、令和4年度で取得した軽自動車が翌年の1年間軽減がなされるという制度である。令和3、4年度の取得の自家用自動車については電気自動車に限定される。今回延長されたものが営業用の乗用車、電気自動車及び天然ガス車、自家用貨物車の電気自動車、営業貨物自動車の電気自動車ということだが、対象車種が絞られている。固定資産税の不足の部分、地方税法上3月31日までのものが対象の資産ということになる。取得から3年間の軽減が受けられるということになっているので、最大で令和6年度まで受けられるということになる。グリーン化特例の減収分は基準財政収入額の中に算入されており、国庫から補填される。」  委員「以前、生産性向上の固定資産税というものがあったが、実際にどれぐらいの適用ケースがあったのか。それも教えていただきたい。車は適用しないということだったので、令和4年度税収には直接影響することはないということか。」  執行者「令和3年度の課税についてなので、令和2年度中に取得のものになる。令和3年度については、これから課税をするのでそこで結果が出てくる。令和3年度の課税の部分で生産性の向上についての対象事業者は3事業者となっており、評価額ベースで約3,300万円。税額としては約46万円の特例適用軽減を受けているという状況になっている。」  質疑は以上です。  討論はありませんでした。  以上で報告を申し上げます。よろしくご審議のほど、お願い申し上げます。 52: ◯議長善波宣雄君】 ただいまの委員長の報告に対する質疑に入ります。                  (「なし」との声あり) 53: ◯議長善波宣雄君】 質疑なしと認めます。  これより討論に入ります。                  (「なし」との声あり) 54: ◯議長善波宣雄君】 討論なしと認めます。  これより町長提出議案第58号を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案を委員長の報告のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。                    (賛成者起立) 55: ◯議長善波宣雄君】 起立全員であります。よって、町長提出議案第58号は原案のとおり可決されました。  ────────────────────────────────────────────  日程第6 議案第59号 二宮町消防団員の任免、給与、定員、服務等に関する条例の一部を改正              する条例 56: ◯議長善波宣雄君】 日程第6「二宮町消防団員の任免、給与、定員、服務等に関する条例の一部を改正する条例」審査について、町長提出議案第59号を議題といたします。 57: ◯議長善波宣雄君】 職員をして朗読させます。 58: ◯職員黒石俊彦君】 (朗  読) 59: ◯議長善波宣雄君】 委員長の報告を求めます。 60: ◯議長善波宣雄君】 大沼議員。 61: ◯10番・総務建設経済常任委員長大沼英樹君】 総務建設経済常任委員会に付託されました以下の議案について報告を申し上げます。  令和3年12月6日、第1委員会室において、町長提出議案第59号「二宮町消防団員の任免、給与、定員、服務等に関する条例の一部を改正する条例」について審査した結果、反対1、賛成5により原案は可決されました。  概要は以下のとおりです。  出席者は委員全員、議長。執行者側からは町長、副町長、消防長、消防課長、庶務班長のほか、傍聴議員5名、一般傍聴者1名が出席しました。  事前に執行者より趣旨説明が配付され、冒頭以下の補足説明がありました。  この制度は平成17年1月に総務省消防庁より全国の消防に消防団員の活動環境の整備についてということで、機能別消防団の創設について提言されたものである。その後、二宮町の消防においても平成30年に検討準備に入り、ここで創設に向けて条例改正をさせていただくものである。  その後、委員全員から質疑があり、内容は以下のとおりとなります。  委員「17年総務省の環境の整備の提言が出て、平成30年から考えたというが、どうして今までされなかったのか。機能別消防団員がどういう機能別になっているのか分からない。機能別消防団員10名の任期、組織形態はどうなるのか教えてほしい。今後何年ぐらい人数が保たれるのか。今後はもっと人数確保が厳しくなるであろうという予測か。」  執行者「機能別消防団員は、平成17年に消防関係の整備で総務省のほうから示されている。何が機能別かというと消防団員OBによる後方支援は間違いなく、消防団員は基本の放水を担当していただき、避難誘導や火災現場に資機材を持っていくとか、それに伴う車両の管理、交通整理を担当していただくということで機能別消防団員と二宮町では扱う。大規模災害団員、大規模のときだけ来てくださいという機能別消防団員、あとは二宮町に勤務している方で、勤務中のみ手伝う方、予防方法だけ行ってくださいとかの国で大枠で示している機能別消防団員である。今回上程に至った経緯は、町の総合計画と行政評価、実施計画において平成28年から検討、調整し平成30年の実施を目標に事業を進行し、平成30年に消防団員向けのアンケートを行った。消防団員は階級で動いているので、OBが入ることで組織が崩れてしまうことが懸念され、手伝ってくれそうなOBの人数と一緒にできる人数は違った。そういうことから、各分団2名程度を小分団で10という人員を考えた経緯がある。今回の処遇改善でさらに団員の確保につながると期待している。現在定数を満たしているが、懸念するところはサラリーマン化というところで、二宮町は77名中58名、被用者は75%、20年前、平成13年は36名で46%が被用者であり、数字的に表れている。平日の日中、手薄になっていることは否定できない。平日確実にいていただけるということで、令和元年度に緑が丘の工業団地に在勤している方に話をさせていただき、消防団を組めないかということがあったが、臨時的には考えられるが常設は難しいのではないかという回答だったので、今は保留である。この部分を今回の機能別消防団員の創設によって補完していくということで進めていきたいと思う。」  委員「指揮系統が分からない。10名は分団が探すのではなく、団本部が探すということでよいか。機能別消防団員を含めて5人になった場合、現場に出てしまうことも考えられるが、指揮系統がはっきりしないと困ると思う。OBであればできるといっても、基本訓練はどのようなものをされるのか。」  執行者「指揮命令系統は、団長が事前にどこ分団の指示を聞いてくれといった場合は、各分団長の指示による。人材確保だが、団本部探すのか、分団が探すのかだが、団本部が探すすべがあるかどうかで、実際には分団の方のことが必要であると考えている。出動の関係は、例えば既存団員が3名車庫におり、2名の機能別消防団員が来た場合、出動できる。民間人なら許されないが、特別地方公務員なので車両に乗ることや資機材に触ることも許される。早期出動を目指すために機能別を導入した特別市町村もあるが、それを最初からやってしまうと年1回の訓練などで危険を伴うため、まずは補完的な後方支援活動ということで、ホースを運ぶということからお願いする。訓練の内容については、軌道に乗れば年度当初に新入団員と同時に訓練できるのが一番よいかと考えている。」  委員「実際どういうふうに活動するのか、後方活動支援としてどんなことが考えられるのか。なぜ現状はOBの方中心で考えられているのかを教えていただきたい。」  執行者「消防団OBということで、それぞれ各地区に所属されていた消防分団の詰所のことや資機材のことはよく分かっていることが想定される。最近、風水害が多いことから、マンパワーを拡充するために即戦力としてOBを機能別消防団の条例改正ということになった。大規模災害があった場合、消防本部に消防団と共同で警防本部という指揮命令系統を行うことがあり、そちらが人出不足になった場合、そちらに来ていただく場合もある。消防団OBの方がいろいろな資格や能力を発揮しながら適材適所で配置をしながら活動していただくのではないかと思う。また、様子を見ながら今後二宮町の消防団活動として補完するのに必要なこと。一例だが女性消防団員による広報活動であったり、水防の消防団員であったり、林野火災対応の団員を検討していきたいと考えている。」  委員「国や県の上位から言われてこういう組立てをしたのか。60過ぎて定年というような人を含めて15名の分団の枠にというようなシステムをつくったほうがはるかに合理的ではないか。元町南は地元OBで組織した同じ釜の飯を食った、そういうような組織でやっている。地元の災害のときに出動ということではないが、訓練もしている。アンケートでは駄目で、行って話を聞くべき。もう一つは、各分団長がこれでいいと言ったのかどうか不思議である。」  執行者「コロナで最近はないが、アンケートだけではなく会議の後に話すこともやってきている。OBを入れるということに対して、同じ釜の飯を食べたという考え方がある一方で、サラリーマン化していて、そういうのを避けたいという分団員がいるのも事実である。団長、分団長などが話し合って、この人なら指揮系統に入っても大丈夫だときちんと確認してやっていきたいと思う。元町のように地区の防災を担っている元消防団OBがいることも知っている。そういう人たちと連携しながら地域の安全を考えていくことも今後やっていかなければならないのと同時に、昼間の消防団の人数が少ないのも事実で、そこを補う補完方法として何かしらの方法でやらなければならないので、機能別消防団という形を進めなければいけない。」  委員「国が示しているのは年額報酬の標準が3万500円としている。今回の提案はその枠と少し違うので、その辺の事情を知りたい。この処遇改善について、どれくらいの支出が見込まれるのか。さらに団員の確保につながるのか、教えていただきたい。  執行者「630万円程度の支出を見込んでいるようだが、国からの提案には財源として地方交付税措置があるのか。二宮町では団員3万4,000円を考えている。国の基準額は3万6,500円を示されているが、国が示している年額報酬には警戒、点検、警備活動等を含んでいるが、ここに関しては各市町村で決められるということで、二宮町としてはそこに関しては従来どおり年額報酬には含めず、報酬として支給する方向である。例えば大規模災害で日をまたぐ場合には、2日分の支給と考えている。報酬額の見直しで機能別消防団員の導入含め、合計として約630万円の増を見込んでいる。警戒等については報酬として支払うことで基準額を満たしている状態なので、変更はしなかった。今回の処遇等について、国の財源については現状として費用弁償の基準額が7,000円ということで地方交付税で措置されている。報酬に変えた8,000円は検討中ということで国は検討していることをこちらでは承知している。今回の処遇改善でさらに団員の確保につながると期待をしている。」  委員「訓練に人数制限をかけるのではないかという疑問と不安がある。近隣で報酬を変えたところはあるのか。」  執行者「訓練については条例上定められている月1回の訓練は既存団員でやっていただく。必要な点検については現状と変更はない。火災や災害時の出動に人数制限することはない。制限してはいけないことだと考えている。」  質疑は以上です。  その後、委員3名からの討論がございました。  討論は以下のとおりです。  「反対の立場で討論する。自分たちの経験や消防団員の苦しい状況、そういうことになったのであろうが、失敗しないためにもう少し熟慮した上で決めてほしい。12月ぐらいから次の分団員を招集するために地区長を動員して地区で苦労している。どこの家にふさわしい人がいるという情報を基にすると、全員が同じ答えをする。そういう現状もある。そういうことを拒否することが生まれており、分団でも広報活動でフェイスブックをやったりしている。そういうことが地盤にあるから、相当研究して実行しないと逆になっていくような気がする。新しい組織をつくるから今度はよいのではないかと安易な逆効果が生まれるような気がして今回は反対である。」  次、「賛成の立場で討論する。今回の発端は消防団員をいかに確保していくかである。今回はかなり突っ込んだ詳細な意見も交換されたが、まだまだ具体化していくためにいろいろなことを決めていかなければならない段階だと認識しているので、大枠としてはこの方向でよいのではないかと思って賛成する。」  次、「賛成の立場で討論する。日本全国で消防団員が不足している。機能別消防団員の取り入れを新聞で拝見する中で、色々の意見を基に柔軟に対応されたということなので、流動性を持ちながら処遇改善を主に考えたということで賛成する。」  以上で報告を終わります。よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。 62: ◯議長善波宣雄君】 ただいまの委員長の報告に対する質疑に入ります。                  (「なし」との声あり) 63: ◯議長善波宣雄君】 質疑なしと認めます。  これより討論に入ります。 64: ◯議長善波宣雄君】 坂本議員。 65: ◯6番【坂本孝也君】 私は委員会でも申し上げましたとおり、反対の立場で討論をいたします。  今委員長報告の中にも出てきましたけれども、経験した人間からすると、こういう制度を取り入れることによっての、また、団員確保が逆になるんじゃないかなと、今の対象になろうとするような方々の意識がやはり避けて通りたい、なるべくやらないで済ませたい、そういうことで非常に今勧誘するときに苦労しているという現実があります。  なぜそうなったのかなと、お勤めしている人しかいなくなったというのもあるんですけれども、私どものときには来るな来るなとみんなが待っていると感じの団員に入団をするという時代でした。  そこで各分団2名のそういうOBとか、そういうことが来るから安心だという意識を持ってしまうと、勧誘する力は弱くなる。  やはりこれ、ふだんからの町民とのコミュニケーションがやっぱり地元愛というか、災害に対する協力度というか、そういうものが失われつつあるという、これは時代の背景があると思うんですけれども、そういうことを助長しかねないという心配で、私は反対です。 66: ◯議長善波宣雄君】 野地議員。 67: ◯4番【野地洋正君】 議案第59号に賛成の立場で討論いたします。  消防団員数の減少や日中の不在、災害の多発化、激甚化する中、本条例の改正は大きく2点。  1つは、消防団員の報酬に関するもので、総務省、消防庁は本年4月、消防団員の処遇等に関する検討会、中間報告及び消防庁長官通知を取りまとめ、非常勤消防団員の報酬等の基準を定め、各市町村は地元消防団と十分協議、検討し、令和3年度末までに必要な条例改正を行い、令和4年4月1日より施行するよう求めています。  その基準を考慮し、当町においても支給方法を費用弁償から出動報酬と改め、支給額についても見直すとするもの。  そして、2つ目、機能別消防団員の創設です。
     総務省、消防庁は、平成17年に施策として打ち出し、令和2年4月時点では全国558市町村が既に導入しており、当町においてもよりふさわしい組織、体制、また、団員数等、消防団本部は分団長会議で検討を進めてきており、今回消防団を引退された方々へのアンケートを実施した上で発災時後方支援活動に即戦力として従事できる消防団OBを10人配置とする条例改正が提案されました。  消防団の処遇改善、機能別消防団員の創設は、主に消防力の強化、町民の安全・安心に大きく寄与するものであり、期待するところであります。  職務等に関する要綱をしっかり作成し、令和4年度の施行前には議会へ明示することと条件をつけて賛成といたします。以上。 68: ◯議長善波宣雄君】 一石議員。 69: ◯13番【一石洋子君】 私も本条例に賛成の立場で討論いたします。  処遇改善に資する消防団の方々に資する提案だと思います。  また、機能別消防団員につきましては、数年前に一般質問で言及、要望させていただきました。  消防団の新たなメンバー発掘の鍵となる施策で、地域住民の都合や専門分野を生かせる参加の仕方があると私は考えていました。  今回消防団OBから導入するとのこと、二宮の消防団は発災時の作業が非常に重いので、消防の技術、知識のある即戦力の方々を既にアンケートを取り実践されるとの方策は第一歩として妥当だと思います。  また、消防や消防団の方々に大規模災害時のときに命を危険にさらすような過度の負担にならないよう広く住民自ら、また、周辺の方々一緒に連携した避難や防火活動ができるよう、多角的な参加の芽を広がるべきく、また、コロナ禍、町内に働き盛りの方、そして、若い方々が地域におられる割合が増えたので、新しいリスクの多い時代にふさわしいさらなる参加の枠組み、機会を住民とコミュニケーションを取りながら引き続きご検討いただけるよう求めます。 70: ◯議長善波宣雄君】 渡辺議員。 71: ◯9番【渡辺訓任君】 議案第59号に対して賛成の立場で討論いたします。  この条例案は、機能別消防団員の創設と団員の処遇の改善を具体的に進めるものだと理解しています。  地域の消防、防災体制の中核をなす消防団の団員数が継続に減少するという状況が進む中で、国でも危機感を共有して処遇に関する検討会からの報告を受け、各自治体に助言を発出いたしました。  当議会でも消防団員の減少については予算、決算委員会で度々取上げられてきたところだと思います。  今回の条例改正案は、いささか遅きに失した感がありますが、機能別消防団員として消防団経験者を正式に組み込むことや1回の出動の際の手当も費用弁償から出動報酬と位置づけが変わって、支給額も1回3,000円から4時間以上で8,000円となると。長時間になることが多い豪雨災害などでも1回当たりの給付ということで不合理も解消されることを期待いたします。  機能別消防団員については、今回は消防団経験者を想定していますが、将来は町内の職場を中心にした団の編成とか、ドローンを使っての海岸や林野の状況把握、後方に詳しい団員の方の活動など、様々な可能性が示されています。  実施に当たっては、もちろんいろいろな課題が生まれることと思います。  一方、そのテレワークの増加やそれから、社会的な移動が増えている、こういうことで様々な人、新しい人も迎えていく、これらを総合して発展する可能性がやはりあるのではないかと思います。  これに関しては国による財政措置も一定期待できるわけで、本当に積極的に取り組んでいくべきことだと考えました。  一方、処遇改善というのは消防団員を確保、育成する方策としては本当に重要な柱ではあるんですけれども、これも1つの柱であって、まちぐるみ、地域ぐるみで消防団を支えていくということが何よりも重要だと思います。  特に各地域の中での位置づけをきちんと高めていくことが必要であるということをこういう考えを申し述べて討論といたします。 72: ◯議長善波宣雄君】 これをもって討論を終結いたします。  これより町長提出議案第59号を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案を委員長の報告のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。                    (賛成者起立) 73: ◯議長善波宣雄君】 起立多数であります。よって、町長提出議案第59号は原案のとおり可決されました。  ────────────────────────────────────────────  日程第7 総務建設経済常任委員会の閉会中の継続調査について 74: ◯議長善波宣雄君】 日程第7「総務建設経済常任委員会の閉会中の継続調査について」を議題といたします。 75: ◯議長善波宣雄君】 職員をして朗読させます。 76: ◯職員黒石俊彦君】 (朗  読) 77: ◯議長善波宣雄君】 委員長の報告を求めます。 78: ◯議長善波宣雄君】 大沼議員。 79: ◯10番・総務建設経済常任委員長大沼英樹君】 総務建設経済常任委員会の継続調査に関する委員長報告を申し上げます。  令和3年10月11日13時30分より、議員控室において、委員全員、産業振興課長、農林水産班長、議会事務局、庶務課長出席の下、調査研究会が開催されました。  内容は荒廃地の現状を聞き取りした中で、農業従事者の抱える問題など実態把握のために関係者から声を聞く必要があるとの結論となり、農業委員や峰山周辺の関係者に担当課を通じ、出席依頼をすることになりました。  同じく令和3年10月21日13時30分より、第1委員会室において、委員全員、産業振興課長、農林水産班長、農業委員会より6名、農業従事者2名の出席がありました。議会事務局からは庶務課長が出席をいたしました。  その後、内容は農業委員会と農業従事者及び地権者から現在の状況や問題点などのお話をいただき、委員会で実態の共有を図りました。  令和3年11月2日10時より、中里、峰山において、坂本副委員長除く委員全員、産業振興課長、農林水産班長、委員外で根岸議員が参加し、徒歩で現地の農道の様子を視察しました。  同じく令和3年11月5日9時30分より、第1委員会室において、坂本副委員長を除く委員全員、執行者、産業振興課長、農林水産班長、議会事務局局長出席の下、調査研究会が開催されました。  峰山視察後の意見交換が行われ、塞がってしまって使いにくくなっている農道と現農道の整備不足箇所とともに新設や拡幅など、3つの通路整備案を担当課に提出いたしました。  令和3年11月25日9時30分より、第1委員会室において、委員全員、都市部長、産業振興課長、農林水産班長、議会事務局長、議会事務局庶務課長、議会事務局庶務副主幹出席の下、調査研究会が開催され、その後、11時30分より総務建設常任委員会が開催されました。  傍聴者はありませんでした。  前段の調査研究会では、前回委員から提案された農道、通路整備案を担当課にまとめていただき、優先課題や整備案について意見交換が行われ、点在する荒廃地解消のために町所有の旧園芸試験場第2圃場を含めた農道や通路の整備及び第2圃場の利活用など、ハード面とともにソフト面についても活用策を求めたいとの声が上がりました。  今後の課題としては、第2圃場の活用を含め、耕作面積の拡大による効果の見通しと有害鳥獣の農作物、被害低減による効果についても検討が必要であると意見がまとまりました。  その後の委員会では、委員「農道を整備してイノシシの被害が低減するか。」  執行者「イノシシが隠れてしまうような場所をつくらないということがあり、農道を整備することで一部については解消されると感じている。」  委員「低減用のスケジュールはどのようか。補助金ありきではなく、財源確保を検討していただきたい。準農家を対象に活用するなどの可能性はあるか。ふれあい農園などなら観光の角度で補助金があるのではないかと思うが、県に問合せはできないか。令和5年度くらいまで兎沢の農道整備を予定されているようだが、町が今回課題に上げている農道に予算は使わなくても、必要性の検討を続けていくという理解でよいか。」  執行者「補助金の採択を得るためには、着手する前に事業計画をつくる必要があり、兎沢の整備は令和5年度までかかる見込みであり、農とみどりの整備事業の補助金は、兎沢に先行的に使っていきたいと考えている。整備の最終年度が見えたところで、補助金活用を検討していく形となるが、投資効果が高いところ、早急にやらなければいけないところを検討して取り組んでいくので、明確に年度を示すことは難しい。委員会からの提言には、地図で提示された構想をいただいているので、峰山の農道修繕自体は必要だと考えている。準農家については、農地法、基盤法などの法律的な部分もあるので、これを含めながら町としての考えをまとめていかなければならないと考えている。次に、どこの農道を重点的に整備していくか、または農道以外の活用方法なども繰り入れた計画が作成できるかどうか考えるのは兎沢の最終年と重複するイメージである。人・農地プランについて話をしてきたが、実際に耕作されている方の意見などを聞きながら、受益面積と今後の効果を担当課で検討し、どのように農道を整備していくか、町で政策決定していかなければならない。その後、神奈川県土地改良事業団体連合会等に道路を造るための計画を依頼するのが事業計画になる。」  委員「委員会としては整備途中の農道よりも新設を軸に進めていただきたいが、2か所同時に進めることはできないか。」  執行者「事業計画をつくってみないと分からないが、複数年にわたる事業が予測される。資材を置くための場所等をつくる必要もあり、事業計画の中で順番は必然的に決まっていく可能性がある。効率的に工事を行うことで期間や費用が単純化されると思う。」  委員「農業をしても、できたものを売る場所がない。農家の充実には販路が必要で、東大跡地の一角を売店にしたらよいのではないか。農家も農協以外の販路があれば注目度もある。」  執行者「農産物の販路開拓は当然必要で、生産に対するモチベーションも上がるが、場所の調整が整っていない。整備とともに販路の検討が必要であると思っている。」  委員「町で貸し出しているふれあい農園では、趣味で作ったものでも食べる以上にできてしまう。法になければ町の裁量で販売が可能ではないか。近隣の市町の菜園でできた野菜を売ってはいけないという定めはあるか。」  執行者「町民に貸し出しているふれあい農園は特定農地貸付法といって農地法とは別のものあり、それに基づいて農園を利用する要綱を定めている。余暇を楽しむためにつくった農園なので、つくったものを売り物にはしない。全てを調べていないが、他の市民農園法だとか、特定農地貸付法など、行政がやっているようなふれあい農園では基本的には売買を禁止しているほうが多い。」  委員「農作物として口に入れる品質の管理が難しいという話が以前あったが、ふれあい農園内でつくった農作物の安全性を確認して販売するような方法がないのか。」  執行者「産業課、振興課としては、営農を目的とした農家さんを支援することが第一の目的であると思っている。湘南農協、あさつゆでは、営農を目的としている農家さんに独自のGAP、農薬の履歴、使用履歴提出を求めている。その他の方法について、町としての関わり方を決めてからではないと難しいと感じている。」  以上のとおり、当委員会では休会中の継続調査として遊休荒廃地の有効活用について取り組んでいるところでございますが、有害鳥獣被害の軽減を含め、荒廃地の解消が今後の有効活用や農業ほか、利活用に結びつくという委員全員が認識しているところです。  昨今、住宅地にも出没するイノシシは人的被害の危険があり、住宅地に隣接する峰山周辺を手始めに成功事例をつくり、町内各地の遊休荒廃地にも枠を広げ、改善を図ることを目指しています。  現地視察と現況図を基に意見交換が行われた結果として、ふさがってしまっている旧農道の拡幅もしくは新通路の整備など、車両等の通行が可能となるよう整備することが望ましく、峰山に存在する旧園芸試験場第2圃場についても有効に活用する必要があると意見がまとまっています。  また、以前行われた農道整備事業で不足している用水路部分は存在しており、不足整備とともに第2圃場を含めた遊休地の整理や売買等も視野に入れ、町の事業の推進を図りたいという意見も出ています。  これらのことから、有害鳥獣の被害実情や後継者不足、高齢化等の問題、農業振興や新規参入など、幅広い視野に立って遊休地、荒廃地の解消に有効性とともに実効性の高い制度、農業整備の推進を長期継続計画として町の施策に載せていただけるよう提言をまとめてまいりたいと考えておりますので、引き続き休会中の継続調査としてご承認をいただけますよう、よろしくお願い申し上げます。以上です。 80: ◯議長善波宣雄君】 ただいまの委員長の報告に対する質疑に入ります。                  (「なし」との声あり) 81: ◯議長善波宣雄君】 質疑なしと認めます。  これより討論に入ります。                  (「なし」との声あり) 82: ◯議長善波宣雄君】 討論なしと認めます。  これより採決に入ります。総務建設経済常任委員会の閉会中の継続調査について、委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。                    (賛成者起立) 83: ◯議長善波宣雄君】 起立全員であります。よって、本件は報告のとおり可決されました。  ────────────────────────────────────────────  日程第8 教育福祉常任委員会の閉会中の継続調査について 84: ◯議長善波宣雄君】 日程第8「教育福祉常任委員会の閉会中の継続調査について」を議題といたします。 85: ◯議長善波宣雄君】 職員をして朗読させます。 86: ◯職員黒石俊彦君】 (朗  読) 87: ◯議長善波宣雄君】 委員長の報告を求めます。 88: ◯議長善波宣雄君】 根岸議員。 89: ◯12番・教育福祉常任委員長【根岸ゆき子君】 では、9月から12月議会の間の教育福祉常任委員会継続調査の委員長報告を申し上げます。  10月11日の月曜日は、星槎学園のフリースクールのぞみ教室から担当の先生方を招き、ヒアリングを行いました。  のぞみ教室は、2009年に星槎学園高等部湘南校内に開校し、担当職員はフリースクール担当に3名、高等部教員20名ほどが教科学習に入り、全員が支援教員カウンセラーの資格を取得しているとのことです。  月曜日から金曜日まで、夏休みも冬休みも開校、週1日から週5日通うスタイルはそれぞれに選択ができ、在籍校や言葉の教室への通学と併せて通っている生徒がいます。  次に、質疑となりまして、そのうち幾つかを挙げます。  低年齢がいないのは、のぞみ教室はまず、中学生からスタートしている。学校とはこういうものだと我慢して爆発するのが小学3年生、4年生あたりが多く、今のところは5年生からとしている。  星槎では、不登校で学習したいという子を受け入れている。ひきこもりによる生活レベルのサポートが必要なお子さんは受入れ可能な違う場所を紹介しているところ。  在籍復帰については、小学校から中学に移るときに挑戦をする。2年に1人は在籍復帰する子も出るが、なかなか難しい現状。  町との連携については、二宮はやりやすいほうですと。など、その他事業内容についてなどがありました。  この日は、教育委員会からの職員の参加がありました。  10月14日です、木曜日。フリースクールのとどまる学園から先生方を招きヒアリングを実施。  星槎学園ともに視察形式で8月に予定していたんですけれども、コロナの緊急事態宣言を受け、日程を延期し、場所も役場3階第1委員会室で開催したものです。  とどまる学園の母体は20年前から上野などでフリースクールを行う恵友学園です。  6年ほど前にとどまる学園を開園したとのこと、二宮にですね。そして、知的教育より自由に自分たちのことをやって、家ではやらない学びによって自信をつけてもらう場所としてあるということでした。  週に3回、運動コースか、勉強コース。そして、音楽とスポーツを柱として活動しています。  フリースクールにつながる家庭の悩みは、子供の居場所について、どこかに所属させたいということ、保護者の悩みに寄り添うためにも時間をかけています。  何かの施策に飛びつくのではなく、地道に実績を積んで取り組みたい。学校に行かせようとするのではなく、心を元気にして本人の価値を認める精神を大切にしているということでした。  10月20日の水曜日、二宮町の教育力向上アドバイザー前川崎市川崎小学校長の吉新一之氏を招き、受容的で1人も見捨てられない学級集団、学級集団づくり。資質能力を育成するための主体的、対話的で深い学びについて伺いました。  教育福祉常任委員会は、不登校対策のテーマに関連して、町では小中一貫教育の取組として行われておりますので、背景となる小中一貫教育への取組の流れを教育委員会職員の清水先生からもお聞きしました。  これからの時代に求められる教育として、今までの議論そのものとの違い、主体的、対話的で深い学びや資質、能力はアクティブラーニングを通して養う。意味や考え方と大事なポイントなど、丁寧に解説をいただきました。  この日は全議員を対象に参加を呼びかけ、委員以外の傍聴議員としての質問もいただいております。  教育委員会職員も同席をし、同じテーブルを共有できたことは大変よかったと思います。
     また、この続きで、学校現場の授業研究会も見学をいたしました。11月8日二宮小学校、11月16日一色小学校を訪問しております。  11月30日には正式な常任委員会を開催し、これら休会中の活動について我々で確認をいたしました。  まだ活動の振り返りができていないので、ほかにも任意の活動で一色小学校の取組をヒアリングしたことも含めまして、今後の振り返りの中で共有しながら研究をさらに深めてまいりたいと思っておりますので、ちょっと委員会としての意見の部分がほとんどございませんけれども、これからというところでご承知おきください。  以上を報告といたします。引き続き閉会中の調査研究継続を申し入れますので、よろしくお願い申し上げます。 90: ◯議長善波宣雄君】 ただいまの委員長の報告に対する質疑に入ります。 91: ◯議長善波宣雄君】 渡辺議員。 92: ◯9番【渡辺訓任君】 1点だけお伺いします。  星槎学園のほうと懇談をされたところで、二宮町はやりやすいほうですというお話があったということなんですが、もう少し具体的にちょっと教えていただければ理解しやすいんですけど、お願いします。 93: ◯議長善波宣雄君】 根岸委員長。 94: ◯12番・教育福祉常任委員長【根岸ゆき子君】 星槎学園さん、いろんなところにフリースクールを持っていらっしゃいますけれども、やっぱり結構、その自治体によっては学校間の連携、直接学校長やあるいは担任の職員の先生とやり取りしにくいところもあると。  ただ、二宮町のほうでは職員の方と話す機会があることもあったりして、要するにその本人の状況を直接やり取りできることもあるので、そういう意味でやりやすいというお話でした。 95: ◯議長善波宣雄君】 渡辺議員。 96: ◯9番【渡辺訓任君】 学校や教育行政に関わっている方と直接やり取りができるという意味でハードルが低いとか、そういうことですか。 97: ◯議長善波宣雄君】 根岸委員長。 98: ◯12番・教育福祉常任委員長【根岸ゆき子君】 密度とかについてはどれぐらいということはちょっと明らかには、そうはなりませんでしたけれども、そのようなことをおっしゃっておりました。 99: ◯9番【渡辺訓任君】 以上、終わりました。 100: ◯議長善波宣雄君】 これをもって質疑を終了いたします。  これより討論に入ります。                  (「なし」との声あり) 101: ◯議長善波宣雄君】 討論なしと認めます。  これより採決に入ります。教育福祉常任委員会の閉会中の継続調査について、委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。                    (賛成者起立) 102: ◯議長善波宣雄君】 起立全員であります。よって、本件は報告のとおり可決されました。  ────────────────────────────────────────────  日程第9 議会運営委員会の閉会中の継続調査について 103: ◯議長善波宣雄君】 日程第9「議会運営委員会の閉会中の継続調査について」を議題とします。  議会運営委員長より次期議会の会期日程等の議会運営に関する事項審議のため、議会運営委員会を継続調査としたい旨の申出がありました。賛成の議員の起立を求めます。                    (賛成者起立) 104: ◯議長善波宣雄君】 起立全員であります。よって、本件は可決されました。  ──────────────────────────────────────────── 105: ◯議長善波宣雄君】 これにて本定例会に付議されました案件の審議は全て終了いたしました。  本定例会を閉会するに当たりまして、一言ご挨拶を申し上げます。着座のまま失礼いたします。  これにて本定例会に付議されました案件の審議は全て終了しました。  本定例会を閉会するに当たりまして、ご挨拶させていただきます。  新型コロナウイルスの流行に対しましては、第6波や変異ウイルスの出現など、まだまだ予断を許されません。徐々に日々の社会活動を取り戻そうという状況になっております。このような中、第4回定例会が行われました。  議会の運営面につきましては、これまで感染症対策の一環として一般質問の質問時間等を短縮して行ってまいりましたが、ここで一旦元に戻し実施しました。  しかしながら、効率的、効果的な議会運営の観点からも今回の一般質問の状況を見るに当たって、やはりその在り方について時間的な面も含め、来年度に向けて再度研究していく必要性を痛感しているところです。  今後引き続き、皆様方と議論を深めてまいりたいと考えておりますので、どうぞご協力をお願いいたします。  これから年末年始、皆様方も人と会う機会が多くなると思いますが、まだまだ気を緩めず、感染症予防対策を行っていただきたいと思います。どうぞ健康には留意して新年をお迎えください。どうもありがとうございました。  ──────────────────────────────────────────── 106: ◯議長善波宣雄君】 これをもって令和3年第4回二宮町議会定例会を閉会いたします。ご苦労さまでした。                                   午後2時27分 閉会    地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。       二宮町議会  議  長  善 波 宣 雄              署名議員  坂 本 孝 也              署名議員  小笠原 陶 子 発言が指定されていません。 © Ninomiya Town Assembly, All rights reserved. ↑ 本文の先頭へ...